「花合わせ」は花札の人気のある遊びの一つです。
このゲームは3人対戦のゲームで、場に並べられた札を条件の合う手札と組み合わせて取ることにより、札ごとに決められた点数と役を完成させることで得られる点数をより多く獲得したプレイヤーが勝利するゲームです。
まず、最初の対戦では、「引き札」という方法で誰が親かを決めます。これはプレイヤーが裏返しにした3枚の札のどちらかを選んで、表にした上でより早い月の札を引いたほうが最初の手番になるという方法です(札と月の対応一覧は上のメニューから「札一覧」で見ることが出来ます)。
引き札を終えたらゲームの開始です。開始時にプレイヤーはそれぞれ7枚の手札を受け取ります。そして、場には場札として6枚の札が表にして並べられます。残りの札は山札として横に置いておきます。
親となったプレイヤーから手札を出します。このとき、手札と「同じ月」の札が場にあったとき、プレイヤーは手札と一緒にその場札を取ることが出来ます。取った札は表にしてプレイヤーのそばに置きます。
この時、場札に手札と同じ月の札がなかった場合は、手札は新たな場札として加えられます。また、場札に同じ月の札が2枚あった場合は、どちらを取るか選択する必要があります。3枚同じ月の札があった場合は、3枚とも一度に取ることが出来ます。
手札を出し終えたら、プレイヤーは山札を一枚めくります。これも手札と同様に、場札に同じ月の札があった場合、組にして取ることが出来ます(2枚以上あった場合も手札と同じように処理します)。
以上を終えたら、次のプレイヤーの番となります。交代する順番は反時計回りです。相手も同じように手札を1枚出し、山札を1枚めくります。以後、お互いの手札をすべて出し終えるまで同じことを繰り返します。
得点計算を行い、最も得点の高かったプレイヤーが次回の勝負の親となり、そうした勝負を12か月(12回)行い、総合勝者を決定します。
花合わせの得点計算は、取った札自体の得点と、それらが構成する役の得点とを加算します。
札自体の点数は、光札が20点、種札が10点、短冊札が5点、かす札が1点となります。
それらを総合した得点の計算は、以下の式の通りです。
総合得点 = (札の得点の合計 ‐ 88) + 役の得点の合計×2 - 他の2人の役の得点の合計
花合わせの役については上のメニューから「役一覧」を参照してください。
「設定変更」では以下のオプションを設定できます
・雨島役流し
役「雨島」が成立した時、すべての役が無効となり、役の得点が0として計算される