「七並べ」のルール
「七並べ」のルール
七並べでは1組のトランプデッキ52枚(ルールによってはジョーカー1枚を足します)のカードを使います。カードを冒頭でそれぞれのプレイヤーに配り、13枚(14枚)ずつの手札とします。
配られた札に「7」の数字のカードを持っているプレイヤーは開始時に場にそのカードを出します。そして、4枚の「7」のカードが場に出されたら、ゲーム開始となります。
親を任意の方法で決めたら、親の左隣のプレイヤーからプレイ開始です。4枚の「7」の数字のカードに隣り合う数字(6または8)のカードを持っていたら、その札を場に出すことができます。ただし、スート(ハートやスペードなどのマーク)が一致する「7」の数字と同じ列にしか出せません。
プレイヤーが6または8の数字のカードを出したら、さらにその左隣のプレイヤーがおなじように場に出されたカードに隣り合う数字のカードを出していきます。これを時計回りに行っていきます。
出せるカードがなければそのプレイヤーは番をパスすることができます。ただし、パスの回数は上限が決まっているとするルールもあり、その上限を超えたらそのプレイヤーは失格になります(失格に関しては次の項目を参照してください)。
同じようにカードを出していき、すべての手札を出し終えた順番に1位、2位…となり、最後まで札が残っていたプレイヤーが最下位となります。
パスと「失格」
プレイヤーに出せるカードがない場合、そのプレイヤーはターンをパスすることになります。上限として決められた回数を超えてパスしたプレイヤーは失格になります。失格すると、そのプレイヤーは手持ちのカードを全て場の所定の位置に表にして出して、最下位となります。ちなみに、当サイトのゲーム、「七並べforモバイル」ではパスの上限は3回というルールです。
この場合、表にされたカードは7のカードとの間が埋まっていない限り、他のプレイヤーはそのカードの隣にカードを出すことができません。
なお、本来はパスは出せるカードがない場合だけですが、ルールによっては出せるカードがある場合でも戦略上のパスを許可する場合もあります。
トンネルについて
トンネルとは、AとKがつながっているとみなすルールです。本来、7から2までのカードが出されている場合のみAを出すことが出来、7からQまでのカードが揃っている場合のみKを出すことができるのですが、トンネルルールは7-Aがつながっていれば7-QはつながっていなくてもKを出すことができ、7-KがつながっていればAを出すことができる、というルールです。
ジョーカー使用ルールと使い方、上がりのときに残っていた場合
七並べでジョーカーを使用する場合、持っているプレイヤーはジョーカーをどのカードの代わりとしても出すことが出来ます。ただし、そのジョーカーのさらに一つ隣の札も同時に出さなくてはなりません。
代わりとして出されたジョーカーの位置に本来出すべき札を持っているプレイヤーは、ジョーカーが出されたらその手持ちの札を場に出して、ジョーカーを引き取らなくてはなりません。
最後に上がりのときにジョーカーが1枚だけ残っていた場合、ジョーカーを単体で出すことはできないのでそのプレイヤーは上がることができず、最下位になります。
七並べの勝ち方のコツ
七並べの勝ち方のコツですが、戦略としては
1.パスはできるだけしない
2.ジョーカーはできるだけ早めに出す。
3.他の人が出せないように自分があまり持っていないスート(マーク)の札はなるべく出さない。
4.「7」に近いカードを持っていた場合、自分が必要な時だけ出すようにする。
5.隣り合う数字を持っている場合は相手に出せないのがわかっているので率先して出す。
6.複数出せる札がある場合はAや2、あるいはQやKなど、その札を出しても相手の手が増える心配の少ない手を率先して出す。
といった点を心がけるとよいと思います。
ただ、ゲームでコンピュータと対戦する場合は勝ちにこだわって全力でプレイできますが、友達とプレイするときは、楽しく遊べるように勝ちを最優先にしないほうがいいかもしれませんね。
七並べの2人対戦について
2人だけでの七並べのプレイは可能ですが、自分の持っていない札は相手が持っているとわかるので、いわゆる完全情報ゲームになります。
相手の出したい札をブロックしつつ、自分が相手より早く上がるための戦略を練る必要があり、より一層戦略を要求されるゲームになると言えます。
その他の注意事項について
当サイトで遊べる無料の七並べ「七並べforモバイル」では以下のオプションを設定できます
・自由にパスできる
パスをいつでも自由にできるようにします。
・AとKをつなげる
トンネルルールを有効にします。
・ジョーカー使用
ジョーカー使用のルールでゲームを行います。